どうもイチカラです。
私まあまあのテイルズファンでして、これまでだいたいのテイルズシリーズはクリアまでやってきましたが、これは最高傑作です!それが…

『テイルズオブエターニア』!!
やれグレイセスだ、ヴェスペリアだとよく聞きますが、確実にこれです!
当時は小学生だったか… 小さいながらにCMで流れるセリフ「変われる強さ、変わらぬ想い」のカッコよさにグサッと持っていかれた記憶があります。
両親に必死に頼み込んで購入してもらいました。
成長してからも、時々引っ張り出して最初からプレイし直したり、PSP版でプレイしたり、やり込みました。思い出しながら紹介がてら書いていこうと思います。

主要キャラクター ”Wikipediaより”

リッド・ハーシェル(18歳)
本作の主人公。インフェリアのラシュアン村に住む猟師の少年。ファラとキールは同じ村で育った幼馴染。空を見上げているのがお気に入りで、平穏で静かな生活を望んでおり、猟師として分相応な生活を求めていたが、メルディと出会いファラに連れられて一緒に旅に出ることになる。

ファラ・エルステッド(17歳)
本作のヒロイン。ラシュアン村育ちの農家の娘。リッドとキールとは幼馴染。普段は畑仕事を手伝っている。料理上手で彼女が作るオムレツはリッドの好物。口癖は「イケる、イケる!」。表面的には正義感が強く、元気で快活な少女。しかしその胸の奥には、幼い頃に関わった“ラシュアンの惨劇”という事件が背景となった強いトラウマも抱えている。

キール・ツァイベル(17歳)
リッドとファラの幼馴染。7歳のときに両親と共に生まれ育ったラシュアンを去り、学問の町ミンツに移り住み、リッドやファラとはそれ以来顔を合わせていない。13歳で学問の才能を見出され、ミンツ大学に飛び級で入学。現在は同大学の最難関こと光晶霊学部に所属する学士。頭がいいが人付き合いは苦手。運動音痴。

メルディ(16歳)
インフェリア人(父)とセレスティア人(母)のハーフ。褐色の肌に紫の髪と瞳を持つ少女。セレスティアの著名な晶霊技師ガレノスの弟子で、技師の卵。暢気な性格とは裏腹に彼女自身も晶霊術の才能があり、異常なまでの記憶力を持っている。 クィッキーというペットを連れている。鳴き声は名前の通り「クィッキー」。
概要
物語の舞台はインフェリアとセレスティアという二つの世界が対面している”エターニア”。その二つの世界の間にオルバース界面という境界を挟み、向かい合っている。かつて極光戦争と呼ばれる戦争が起こる。終了後、それぞれが独自の文化を作り、互いに交流の無い状況が続いている。また、この世界は大晶霊と呼ばれる、水、火、風などを司る存在が登場する。

<ラシュアン~4人が揃うまで>
インフェリアの最果ての村ラシュアンに住む猟師”リッド”と農家の娘”ファラ”は幼馴染。お気に入りの場所でのんびり過ごそうと高台に向かうとそこにはファラがいました。
「最近空の色がおかしい」というファラに、何も変わらないと返すリッド。
「何かが起ころうとしてるのかも…例えば、セレスティアから何かが落ちてくるとか!」
「嬉しそうに言うなよ。セレスティアだぞ?落ちてくるものなんて災いに決まってんだろ。」
そんな会話の最中、空から降ってくる物体。何が落ちてきたのか気になり走り出すファラとそれを追いかけるリッド。
落ちてきた物体のそばには褐色の肌、額には宝石のような物をつけた少女と謎の生物。謎の言語を話しどうしようか悩んだ末、村長に助言をもらいに行くことに。
村長は謎の言語を話す少女を見て、村から追い出すようにリッドたちに伝える。その時…
村長の家の壁を壊して侵入してきた少女と同じ謎の言語を話す男。これをリッドとファラがなんとか追い払った。村長は恐怖におびえたように言いました。
「またお前たちか…。また災いをもたらすのか。あの時のように…!」
恐怖におびえたように少女を追い出せと言う村長にファラは「私も出ていきます!」と告げ村長の家を後にしました。
村を出てどうするか心配するリッドでしたが、結局成り行きで同行するハメに…。
目的地はミンツ大学。もう一人の幼馴染”キール・ツァイベル”に会い、話を聞いてもらうことにしました。道中で謎の少女は”メルディ”、謎の生物は”クィッキー”という事を、言葉は通じないものの、身振り手振りを交えて理解し合うことができました。
ミンツ大学に着き、キールと再会したリッド達はメルディを助けるよう伝えると、彼女がメルニクス語を話していることに驚きます。メルニクス語は大晶霊が使用している言語。キールは本を取り出し、メルディとの会話を試みます。
「こいつ、セレスティアから来たって言ってるぞ…」その事に驚く幼馴染3人。そんな中メルディは部屋の壁に世界地図を見つけて、
「いんふぇりあ、せれすてぃあ、どかーん」と二つの世界がぶつかって消滅してしまうかのような発言をします。心当たりのあったキールは、恩師マゼット博士のいる木陰の村モルルで話を聞こうと半ば強引に出発します。
リッド達は木の上に作られた村モルルに到着、マゼット博士に会い事情を説明。すると博士は、オージェのピアスをくれます。これは高位の晶霊術師が大晶霊と心を通わせる為に身に着けるもの。大晶霊はメルニクス語を話す為、もしかしたらメルディの言語も通じるようになるのでは、とのことでした。ただし、心の波長が合わないと効果を発揮しないものの為、すぐに会話ができるようにはなりませんでした。
すると突然、慌てたように何かを言い残し、博士の家を飛び出していくメルディ。3人はモルルの奥地に入って行ってしまったメルディを追いかけます。
最奥でクィッキーがモンスターに襲われていました。いなくなったクィッキーを探しに飛び出していったのでした。助けることに成功した4人。キールが、勝手な行動をしないように説教していると…
メルディ「…ごめんな」「クィッキー、メルディ助けられた。ありがとな!」
会話ができるようになり、驚くファラとキール。遅れて気付くリッド…
セレスティアから来た事、インフェリアとセレスティアが衝突する”グランドフォール”を止める為にインフェリアに来た事をメルディから聞かされます。これを阻止すべく、リッドたちは万物の現象を司る大晶霊の力を借りる旅に出ることになります。
以降のストーリー
存在している大晶霊に会い力を借りる為、各地を回りインフェリアでは”水の大晶霊ウンディーネ・火の大晶霊イフリート・風の大晶霊シルフ・光の大晶霊レム”と契約。
セレスティアでは”地の大晶霊ノーム・氷の大晶霊セルシウス・雷の大晶霊ヴォルト”と契約していきます。(ストーリーとは別に隠し大晶霊として闇の大晶霊シャドウ、元の大晶霊マクスウェル、時の大晶霊ゼクンドゥスが存在しています。)
そして悪の根源、今回のボス”シゼル”がグランドフォールを起こそうとしていることを知り、極光術を習得することでそれを食い止めるためにストーリーは進んでいきます。リッドは極光術を習得するための特別な力”フィブリル”の持ち主でした。
その中で”レイシス・フォーマルハウト”(商人の町バロール~シルフと契約するまでの間のみ仲間になるが、後の重要人物)、”チャット”や”フォッグ”(任意でパーティメンバーに加えられます。)などの仲間にも出会います。



ストーリーは進み、人それぞれの苦悩や様々な正義を知り、困難を乗り越える中で、世界を守る、大切な人を守るために成長していくリッド達。
どんどんと頼もしい存在になっていく様がほんとにかっこいいですリッドさん。自由気ままに暮らしたいと言っていたあの姿はもうありません。
3つの極光術を手に入れ、たくさんの人に助けられ、いざシゼルとの最終決戦へと向かっていきます。
システムや特徴
バトルシステム
「アグレッシブ・リニアモーションバトルシステム (A-LMBS)」というシステムを採用。特徴はとして、中級以上の術の使用中でも画面が一時停止せずに、キャラクターが敵味方ともに動作の中断なしで行動できる事。これまでは一時停止してから術技が発動していていましたが、これによりスピーディな戦闘が可能になりました。また、通常攻撃が組み合わせで最大3回まで出せたり、協力技も4つですが存在しています。
晶霊術はキールとメルディのクレーメルケイジに大晶霊を移し替えながらフリンジすることで使用できる術が変化します。自分の使用したい術を自分で選べる反面、組み合わせ次第で使用できない術が出てきます。ちなみにエターニアでは晶霊術はガードすることができません。
ミニゲーム
- ラシュアン河下り
- ラシュアン河の急流を下るゲーム。
- クレーメルボール(ミンツ大学)
- クレーメルボールを相手にぶつけるゲームです。
- テイルズクイズ(ミンツ大学)
- テイルズシリーズに関するクイズです。初級・中級・上級があります。
- 闘技場(王都インフェリア)
- テイルズ恒例の闘技場。今作ではクレス、アーチェと戦うことができます。
- 石取りゲーム(バロール)
- 石を取り合い、最後の石をとった方が勝ちというゲームです。
- シャンバルーン(シャンバール)
- 「どれだけ早く目標物を破壊できるか」というゲームです。
- ファラの料理対決(シャンバール)
- ファラの料理熟練度が必須条件の対決です。サブイベントも関わってきます。
- 晶霊鉄道(アイメン駅)(廃坑)
- 電車でGO!的なノリです。+爆弾投げゲームです。
- ウィス(地晶霊の廃坑以降いつでも遊べる)
- エターニアの世界のカードゲームです。説明が難しいので、ぜひプレイして体験してください(笑)
- 回転寿司早食い勝負(ティンシア)
- デスティニーで登場したマイティ・コングマンとの早食い対決ができます。
- アラウンド・ザ・セレスティア(ペイルティ(氷解後))
- セレスティアの世界をバンエルティア号で一周するゲームです。
- オークション(ジイニ)
- 貴重品以外のアイテムや交易品を出品しオークションにかけて、ジイニのお金を手に入れることができます。
- ダンスオーディション(ジイニ)
- メルディが踊ります。スポットライトからはみ出ないようにキャラを操作するゲームです。
- 海戦ゲーム(バンエルティア号内)
- バンエルティア号改造で遊戯室を作ることでできるようになります。
惜しい!という点
魅力的なストーリーと登場人物。全体的に見ても素晴らしい点はたくさんありますが、惜しいな…という点も…
・称号は飾りで現在の仕様でステータスの上昇に関わらない。(やり込み用)
・主要キャラ以外の技は多くても6つほど。ひとつひとつイベントをこなして習得する。もっと多くても良かったな。と思っちゃいます。
・昼・夜の概念あるけど、夜にするにはただ待つしかないので、昼夜を切り替えられる機能があれば…
・今では普通になったグレードショップもエターニアにはありません。欲しかった。
・宿泊料の更新がひどい。最後に泊まった宿屋の金額がすべての宿屋で更新され下がることがない…
などがあるかなと思います。
でももはや全然そんなの気にならないくらい好きですエターニア。
まとめ
いかがだったでしょうか。
まだまだほかにも隠しダンジョンやクリア後の要素として「ネレイドの迷宮」など、長時間プレイするだけのボリュームもしっかりあります。また、隠し大晶霊のゼクンドゥスはファンタジアのラスボスのダオスをモチーフにしており、状況が整うとインディグネイションで一発で倒せるなどシリーズをプレイしてきた人が「これはー!!」と思う工夫なども、闘技場に登場するクレスやアーチェも含めて、この頃から取り入れられています。(漆黒の翼も!!)
今からでも遅くありませんし、もう一度プレイしても必ず楽しめる作品だと思います。
ドラマCDがあったり、アニメになったりもしているのでよかったら見てみてね!
ではまた

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